ダニ 害虫駆除

ダニの住処!家の畳に潜むダニの失敗しない駆除方法

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暖かくなってくると、家の中のダニが気になりませんか?
「もしかしたら、この畳、ダニだらけなのかも…?」と思うとぞっとしますね。
畳にダニが発生してしまったら、どうしたら良いのでしょうか。

布団やソファではなくなんで畳にダニがいるの?

ダニといえば、布団やベッドにいると思いがちですが、
実は畳の中にもたくさんのダニがいるのです。

畳にはどんなダニがいるのか、どうやって駆除すれば良いのかをまとめてみました。

繁殖する条件がピッタリ

ダニは、気温25℃以上、湿度70%以上の環境を好みます。

家の中で人が暮らしている空間は、大体これに当てはまります。

これに、餌という条件が加わると、ダニは途端に大増殖を始めます。

畳の内部の稲わらのようにダニが自由に動き回れるスペースがあると、
ダニはそこに住み着いて増殖します。

掃除機をかけても、畳の奥のダニは吸いとることができません。

畳にダニが発生してしまったら直ちに駆除を行いましょう。

畳にいるダニの種類とは

畳にいるダニは、大きく分けるとコナダニ、ツメダニ、ヒョウヒダニの3種類です。

ヒョウヒダニはほぼ1年中見られるダニで、
特に布団やソファーに多く発生します。

ヒョウヒダニには人のフケやアカなどを餌としていますが、
人を刺す事はありません。

ダニアレルギーの原因は、このヒョウヒダニの死骸やフンだと言われています。

ツメダニは人を刺す代表的なダニです。

ツメダニの餌はヒョウヒダニなどの他のダニなので、
このようなダニが発生するところに多くいます。

コナダニは梅雨から秋にかけて増殖するダニです。
乾燥食品や畳に発生します。

畳に効果的なダニ駆除方法とは?

ダニが発生してしまった畳、いったいどうすれば良いのでしょうか。

もちろん買い替えればすむことですが、
そのままの環境で買い替えてもいずれまたダニは発生します。

まずは自分で駆除する方法、それから発生を防ぐ方法を知っておきましょう。

毎日掃除機と拭き掃除

畳のダニを駆除するには、
やはり毎日掃除機をかけることが最も効果的です。

掃除機をゆっくりと丁寧にかけることで、畳の表面に入るダニ、
ダニの死骸やフン、ダニの餌となるほこりやフケ、アカなどを取り除きます。

掃除機をかける時は、畳の目に沿って行うようにしましょう。

また、畳一畳あたり、最低でも30秒以上かけて掃除するようにしましょう。

拭き掃除をするときは、固く絞った雑巾で行います。

また、拭き掃除の後は、畳をよく乾燥させることが大切です。

畳の下も掃除する

畳の下は、どのように掃除したらよいのでしょうか。

畳の下を掃除するためには、まず畳を上げなければいけません。
畳の縁どうしの隙間にドライバーを差し込んで、畳を持ち上げます。

畳の下にはホコリがたまっていて、
その中にダニがたくさんいることがあります。

畳を外して、このようなほこりを掃除機できれいに吸いとります。

床の水拭きをした場合は、完全に乾燥させてから畳を戻すようにしましょう。

さらに効果的なダニ駆除方法はこれ!

掃除しただけでは、ダニはいなくなりません。掃除の後が大切です。

畳干しをしてみよう

取り外した畳は天日干しをして乾燥させますが、
強い日に当てすぎると変色することもあるので注意が必要です。

大きな黒いビニール袋があれば、その中に畳を入れて密封し、
日当たりの良いところに置いておくと良いでしょう。

干す場所がない場合は、畳を敷いてあった場所に、
台になるようなものを置いて、その上に畳を置いて乾燥させます。

防ダニシートを床に敷く

畳と畳下の掃除が終わったら、畳を戻す前に防ダニシートを敷いておきましょう。

防ダニシートは薬局などで簡単に買うことができます。

シートを敷いておくことで、今後の予防になります。

まとめ

畳にダニが発生してしまうと、駆除は簡単ではありません。

日ごろからダニが発生しにくい環境を作るため、
部屋を乾燥させることが大切です。

また、こまめに掃除機をかけてダニの餌となるようなホコリやフケなどを取り除くことも重要です。

日頃のお手入れ次第で、大発生を防ぐことができるのです。

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