大人もアタマジラミ（頭シラミ）は感染する？原因・駆除方法！

大人にもアタマジラミ（頭シラミ）とケジラミは感染する事があるのか？原因は何なのか？
アタマジラミの原因は子供がかかるイメージがあると思うが、大人でもかかる事があるのか気になると思います。大人がかかる場合は原因が何であるのかを知り、ならないように防いでいくようにします。

大人のアタマジラミ（頭シラミ）・ケジラミの症状？

アタマジラミとケジラミの違いは何か？

アタマジラミは、頭皮から頭髪に直接感染する事が多いです。

タオルを共有したり、プールに入ったりしただけも感染します。

症状としては痒みやフケ等を併発する事あり、
頭髪の先3分の1くらいの位置に白い卵が付着していて指では簡単には取れないです。

フケの場合は手でも簡単に取れるため、フケとの見極め方です。

ケジラミは陰毛から陰毛での直接感染で起こる事が多いため、
隠れている性病ともいわれています。

症状は陰部の軽い痒みと毛根部の白い付着物が特徴で、
卵がはっきりとしないため診断が難しいです。

虫体も見つけにくく、掻破によって湿疹化するのが特徴です。

大人のアタマジラミ（頭シラミ）・ケジラミの原因は？どこから感染する

シラミ自体は頭髪と頭髪が接触する事で感染する事がほとんどであるが、大人はこのような事は少ないです。

しかし、子供がいる家庭では注意が必要です。

子供がアタマジラミに感染している場合には子供と頭髪が接触したり、

タオルやブラシ等を共有したりした時にシラミの卵や成虫がうつり感染する恐れがあります。

また子供と同じでプールに入った時でも、一緒に入った人の中にアタマジラミになっている人がいるとうつります。

共用のお風呂や銭湯などでもアタマジラミに感染している人が使用したロッカーにアタマジラミがいて感染したりするケースもあります。

ケジラミの場合は、陰毛に寄生する事が多いが肛門周辺やわき毛や胸毛等の体毛にも寄生します。

極まれにひげや頭髪やまつ毛等にも、寄生する事もあります。

ほとんどが性行為を行った時に感染して、
コンドームを使用しても感染してしまいます。

オーラルセックスでは、陰毛から髭に感染したの報告があります。

大人のアタマジラミ（頭シラミ）・ケジラミの駆除方法

大人がアタマジラミを駆除する方法は２つあります。
それぞれの駆除方法をご紹介していきます。

スミスリンシャンプーを使用してアタマジラミを駆除

1つ目はシャンプーで駆除する方法です。
スミスリンシャンプーというアタマジラミを駆除するためのシャンプーがあります。

通常のシャンプーをする前に、スミスリンシャンプーを頭皮と頭髪全体にいきわたらせて、

普通のシャンプーをすうように泡立てていきます。

全体にいきわたったらその状態で5分ほど待ち、スミスリンシャンプーを流していきます。

そのあとは通常のシャンプーで髪を洗い、コンディショナーはお好みで使用してください。

これを3日に1回行い、3～4回程度行います。

スミスリンシャンプーで駆除をする場合には、

成虫は駆除ができるのですが、卵を駆除することができません。

そのため、次のアタマジラミの駆除用のくしを一緒に使うことで、

より確実に、効果的にアタマジラミを駆除することができるので、

できれば一緒に使用するといいです。

アタマジラミ駆除用のくしを使って駆除

2つ目の駆除方法はアタマジラミ駆除用のくしを使用した駆除方法です。

■使い方
スミスリンシャンプーを使用後、もしくは通常のシャンプーで洗髪後に、
よく髪を乾かします。

髪が乾いたら、専用のくしを使ってゆっくりと全体的に髪をとかしていきます。

何回か髪をとかしたら、くしを確認して、アタマジラミ、卵があればくしから取り除きます。

これを髪全体ができるまで繰り返します。

よくお風呂の中でやるとやりやすいなどと紹介しているブログなどもありますが、

お風呂の中でくしを使用してしまうと、

摩擦がすくなくなってしまい、完全に卵、成虫が取れないことがあります。

そのため、せっかく駆除をしたのに再発してしまう恐れがあります。

アタマジラミの駆除用のくしを発売しているメーカーなどもこのことを発表していますので、

しっかり髪は乾かしてから、くしを使用するようにしてください。

ケジラミの駆除方法

ケジラミの駆除方法は、市販薬を塗って5分後に洗い流します。

陰部の毛を剃る方法もあるが、
これだと他の毛に寄生している場合は不完全な剃毛になってしまいあまりおすすめにならないです。

大人にもアタマジラミ（頭シラミ）・ケジラミは感染する？原因は？まとめ

大人でもアタマジラミやケジラミに感染する事はあり、
アタマジラミは子供と同様に感染をします。

ケジラミは性感染がほとんどであるため、性行為を行う前に相手が感染しているか確認が大切です。