梅雨時になると気になってくるのがお部屋のダニですね。
寝ている間に何かに刺される…もしかしたらダニ?
と心配している方も多いと思います。
どんな家でもダニは必ずいると言われます。
それでは、ダニを簡単に駆除する方法にはどんなものがあるのでしょうか。
Contents
ダニの基本的な駆除方法とは?
ダニの駆除剤と一口に言っても、
いろいろなタイプがあります。
それぞれの特徴や使い方を見ていきましょう。
殺虫剤やスプレータイプ
ダニの駆除と言うとまず頭に浮かぶのが、
部屋中に殺虫成分の入った煙を充満させる燻煙タイプの殺虫剤です。
従来からの火をつけて煙を出すタイプのほか、
最近では水を入れて煙を出す、
煙ではなくて霧を発生させるタイプなども発売されています。
どのタイプも、使用するときは部屋を締め切り、
食器や食料等は薬剤がかからない場所へ避難させる、
使用中は部屋に入らない、使用後は換気と掃除を行うなどの手順を踏む必要があります。
また、最近では、スプレータイプの殺虫剤もたくさんの種類が出ています。
スプレータイプは部屋から出る必要もなく、
ダニがいそうなところにシュッシュッとふりかけるだけなので、大変手軽に使用できます。
燻煙タイプの殺虫剤は寝具には使えませんが、
スプレータイプの中には寝具に使えるものもあります。
ダニ退治用シートやマット
ダニの駆除剤は、基本的に人体への影響が少ない薬剤を使っているそうですが、
それでも使用することに抵抗がある人は、
ダニ退治用シートやマットを利用してみてはいかがでしょうか。
シートタイプ、マットタイプの駆除剤は殺虫成分を含まないものが多く、
ダニが嫌う匂いを発して寄せ付けないようにするもの、
逆にダニか好む匂いを発して捕獲するものの2種類があります。
どちらも「置くだけ」と言う手軽さ、殺虫剤を含まないと言う安心感から人気があります。
手軽で簡単な駆除方法はあるの?
「なんだかダニの駆除って大変そう…」と思われたかもしれませんが、
薬剤を使わなくてもダニを減らすことはできます。
まずは基本の換気から!
ダニ対策の基本は部屋の換気と乾燥です。
ダニは湿気が大好きで、湿度60%を超えると急速に増えます。
また、湿度50%以下では死滅すると言われています。
天気が良い日には窓を開け放して風通しを良くし、
梅雨時にはエアコンの除湿機能を使うなどして部屋を乾燥させることが大事です。
布団乾燥機&掃除機を使う
ダニは気温が25度以上になると増殖を始めます。
ただし、50度以上の温度に20~30分さらされると死滅します。
60度以上になると一瞬で死滅するそうです。
これを利用して、50度以上になる布団乾燥機の中に布団や枕、
クッションなどを入れておけば、
少なくともその中にいるダニは殺すことができます。
また、コインランドリーの乾燥機を利用するのも1つの方法です。
最近では、内部を高温にしてダニを殺すことができる掃除機も発売されています。
ダニの駆除方法!簡単といえばこれがおススメ
面倒なことはしたくない!そんなあなたにぴったりの駆除法をずばりお教えします。
置くだけ!ダニ取りシート
いろいろな駆除の仕方をみてきましたが、
この中で一番簡単にできるのは、やはりダニ取りシートでしょう。
なにしろ、使い方は「ただ置くだけ」。
それだけでダニを減らすことができるのですからうれしいですね。
駆除後は片付けも簡単にしたい
殺虫剤を使うにしても、高温にすることで駆除するとしても、
その後の掃除を忘れてはいけません。
ダニアレルギーはダニの死骸やフンによって引き起こされるのです。
いくらダニを殺しても、その死骸やフンが残っていてはアレルギーの原因となってしまいます。
駆除の後は念入りに掃除機をかけましょう。
ダニ取りシートなら、駆除後のお掃除の手間もいりません。
なぜなら、ダニ捕りシートは、その中にダニを捕獲して外に出さない仕組みになっているからです。
「置いていたシート」をそのままごみ箱に捨てれば後始末は完了です。
まとめ
このように、ダニの駆除にもいろんな方法があります。
燻煙タイプの殺虫剤や熱処理といった方法は、
時間も手間もかかりますがその分絶大な効果を発揮します。
シートやマットタイプのものは、簡単で気軽ですがダニを全滅させることはできません。
ご自分の予算や被害状況に合わせて、最も合う駆除法を選んでくださいね。