産まれたばかりの赤ちゃんは親がいないと何も出来ないほど無力な存在ですが、成長する速度は思っているより数倍早いので油断は禁物です。
特に、成長するにつれて膨らむ好奇心は「危険」を上回って行動に繋がってしまうので起こった後ではもう取り返しがつかない・・ということも十分にありえます。
そこで今回は、赤ちゃんが引き起こす問題の中でも例が多い「たばこの誤飲」について話をしていきたいと思います。
親になった皆さんは、知識を身に着けておくことに越したことはないので是非、参考にしてください!
タバコを誤飲すると良くない理由とは
未成年では吸うことも禁止されているタバコですが、これはタバコに含まれる「ニコチン」が引き起こす中毒症状や健康被害などによるものと言われています。
もちろん、これらは吸わずに誤飲することでも十分に起こり得る問題であり、このような中毒症状や健康被害以外にも血行の悪化や腎臓病など決して良い効果はもたらしません。
さらに、体が小さければ小さいほどニコチンを摂取した時の致死量も低下します。
それ故、赤ちゃんのタバコの誤飲は大人に比べて「中毒を引き起こしやすい」「死に繋がりやすい」この2点から良くないと言われているのです。
誤飲よりも危険なことについて
よほどのことが無い限りは、赤ちゃんの口に入ることはまず無いものですが、タバコの誤飲よりもタバコの灰などを含んだ水の誤飲のほうが、実は危険と言われています。
もちろん、複数本のタバコが入った水も危険ですが、同じ1本と比べたときでも灰を含んだ水の方が危険と言われているので、喫煙者が近くにいる環境の親御さんは注意をするようにしましょう。
気になる理由ですが、実は先ほどのタバコの誤飲でも説明した「ニコチン」は、水に溶けやすい性質を持っています。
この性質によって、ニコチン摂取量が普通の誤飲よりも増えてしまう水の方が危険というわけなのです。
最後に、誤飲が起こってしまった場合に親はどのような行動を取れば良いのかをみていきましょう。
誤飲が起こったらどうする?
赤ちゃんがタバコの誤飲を起こしてしまったと気付いたらまずは、冷静に「タバコ本体」か「水」かを判断し、「どのくらいの時間が経過しているか」「どのくらいの量か」などを把握しましょう。
そして、どのような状態でも一度病院へ連れていくことをオススメします。
一般的には、タバコを飲み込んでもそれが2cm以下の物であれば特に問題はないと言われていますが、私たちは所詮医学に関しては素人ですので、こういった問題が起こったときは絶対に病院へいくようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
赤ちゃんは、生後から5ヶ月を過ぎると手に掴めるものを何でも口に入れようとします。
誤飲から命が無くなるケースも多々報告されているので、後悔をしないように知識をたくさんつけておきましょう!